私たちのメディアで出版した「アートが変える社会と経済」の著者、倉田陽一郎さん（現・Shinwa Auction株式会社代表取締役会長）は、1987年 8月 美術品の業者交換会《親和会》発足し、1990年 7月 古物商の許可を取得し、9月 第1回シンワアートオークション近代日本絵画オークション（現：近代美術オークション）を開催して以来、日本のアートオークションを引っ張ってきている存在です。
その実、
前身企業の創業より30年
国内市場への原点回帰と、グローバル・カンパニーへの挑戦、とし、
美術品取引業界の分かりにくい商習慣と価格形成に一石を投じ、一般の方が参加できる美術品の換金市場を日本に確立するため、業界の先駆けとしてオークションの継続的な開催をビジネス化した会社とし、その経営にあたっては、三つの企業理念を掲げています。
一つ目は「公明正大かつ信用あるオークション市場の創造と拡大」、
二つ目は「常に信用を重んじる中での慎重かつ大胆な挑戦」、
三つ目は「豊かで美しく潤いある生活文化の追求」。
その企業理念には、倉田さんの、著書でも語っている思いが書かれています。
「アートには言葉や人種の壁、国境がありません。私たちの事業を通じて、世界中にアートの持つエネルギーや力を伝達し、潤いある生活文化の創造に貢献したいと考えています」、と。
アーティストであったり、なかったり、興味あったり、なかったりしますが、アートを例えば”自分の好きな事”に変えてみると。
「”自分の好きな事”には言葉や人種の壁、国境がありません。私たちの事業を通じて、世界中に”自分の好きな事”の持つエネルギーや力を伝達し、潤いある生活文化の創造に貢献したいと考えています」…なるほど。
ちょっと今の自分へに不満と未来の希望を感じることができそうです。
そんな理念をもつ、シンワアートオークションのオークションが7.22に行われました。
そんな中、まだまだ勉強中ながら、この作品の絵柄への興味から注目したものが、以下です。
＊エスティメートとは、estimate(見積り)すなわち落札見積価格のこと。
ここでは美術品オークションにおける査定価格のことを示す。
オークション出品物に対して、オークション会社の中のスペシャリストが事前にはじき出す。
とのことです。そして、落札価格が253万円。
企業理念の一つ目にる「公明正大かつ信用あるオークション市場の創造と拡大」という面で、まさに、著書「アートが変える社会いと経済」の一端を感じます。
次回は、2023年9月16日（土）開始時間未定
近代美術 ／ コンテンポラリーアート ／ 近代美術PartⅡ
近代陶芸 ／ 近代陶芸PartⅡ
更に注目し勉強していきたいと思います。
アートと倉田さんに興味あるかたは以下ご覧になってください。
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【著者プロフィール】倉田陽一郎
1965年生まれ。三重県生まれ。1987年東京大学経済学部卒業。外資系金融機関（merchant bank）を経て、投資顧問会社創業。1998年、金融危機の際に金融担当大臣（当時、柳澤伯夫さん）秘書官として日本の金融システム再生に参画。2001年よりアートオークション会社 Shinwa Auction株式会社代表取締役社長に就任してアートに専念。日本初アートオークション会社の株式上場を主導。オークション会社経営22年。2017年ブロックチェーン技術を学び、マイニング、ステーキング等の関連事業を立ち上る。2021年よりNFTアートの販売を開始。2022年より江戸バースプロジェクトにかかわる。日本テレビのアート番組The Art House にオークショニアとして、レギュラー出演。アートコレクター。ワインコレクター。
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株式会社悟空出版 編集総括マネージャー 兼 ジョルダン株式会社 公共交通部長
2007年２月、東京IT新聞を編集長として創刊。2010年11月からジョルダン株式会社公共交通部部長。2020年7月から株式会社悟空出版で編集総括マネージャーを兼務。