テック業界ではお馴染み。起業家を支援し、ビジネス拡大を促進する目的で資金投資やノウハウ提供を行うアクセラレータープログラムがありますが、これをアート界に応用しようと立ち上がったろいうお話。
https://artnewsjapan.com/article/1217
この記事の中で、登場するギャスパーなる人物は、
「資金調達の手段として、作品を買ってくれるコレクターを見つけたいと考えてはいるものの、作家とコレクターを仲介するギャラリーシステムの透明性の欠如に不安を感じてもいる」とし、
アートの世界ではあまり馴染みがないが、シリコンバレーなどテクノロジーの世界では広く普及しているスタートアップ育成プログラムである、アクセラレーターに注目している。
その、アクセラレータープログラムの中で最も有名なYコンビネーターは、日本でもお馴染みの空部屋シェアプラットフォームのAirbnb(エアビーアンドビー)やNFTマーケットプレイスのOpenSeaといった有名企業を含め、何千もの企業を輩出しているという。
このプログラムには、その実、アーティストとともに目標達成のための戦略を立てることから、経理、マーケティング、法務、在庫管理など幅広い業務が含まれ、アーティストは制作面で成長できるだけでなく、有名プログラムの参加者として箔をつけ、人脈を築いた状態でアート市場に参入できるという。
アーティストが育っていくための「第3の道」として注目されそうなこの仕組み。
__自分の作品が得れていくことによって事によって、あられる収入という意識が、アーティスト自身にうまれるようになれば、生存中に陽の目をあびなかったアートの価値、投資、ということでなく、デジタルアートとそのアーティストへに向けて、その将来性に向けての投資という考えが生まれて、アート、アーティストの在り方が、デジタル、ネット、SNS、web3の世界で新たな価値を生んでいく土壌も出来上がっていくのかもしれない。
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【著者プロフィール】倉田陽一郎
1965年生まれ。三重県生まれ。1987年東京大学経済学部卒業。外資系金融機関(merchant bank)を経て、投資顧問会社創業。1998年、金融危機の際に金融担当大臣(当時、柳澤伯夫さん)秘書官として日本の金融システム再生に参画。2001年よりアートオークション会社 Shinwa Auction株式会社代表取締役社長に就任してアートに専念。日本初アートオークション会社の株式上場を主導。オークション会社経営22年。2017年ブロックチェーン技術を学び、マイニング、ステーキング等の関連事業を立ち上る。2021年よりNFTアートの販売を開始。2022年より江戸バースプロジェクトにかかわる。日本テレビのアート番組The Art House にオークショニアとして、レギュラー出演。アートコレクター。ワインコレクター。
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株式会社悟空出版 編集総括マネージャー 兼 ジョルダン株式会社 公共交通部長
2007年2月、東京IT新聞を編集長として創刊。2010年11月からジョルダン株式会社公共交通部部長。2020年7月から株式会社悟空出版で編集総括マネージャーを兼務。